砂時計って不思議ですね
ひっくり返すと上から下に、きれいに砂が流れ落ちます。
そして「時計」とあるように、時間が測れます。
ということは、速すぎず、遅すぎず、詰まることなく一定に流れ落ちるわけです。
よく仕事の流れが悪いとき、詰まっているところがないかを探します。
砂時計のくびれているところのようなところです。
ボトルネックとも言いますね。
流れを良くするには
では、仕事の流れを良くするにはどうしたらいいのでしょうか。
・細いところを太くする
・流す量を減らす
・もう少し細かくする
こんな感じでしょうか。
よくありがちなのが、すぐに細いところを太くしてしまうこと。
ホースのようなものなら伸ばして広げる。
太い管に取り替えるなど。
でも、砂時計だとガラス部分、つまり大部分を替えなければならなくなります。
上の順番は、下からやった方が簡単で効果的です。
・もう少し細かくする
・流す量を減らす
・細いところを太くする
でも、それよりも前に
でも、それよりも前に必要なのは、「ゴミを取り除く」です。
考え方としては「細かくする」にも似ています。
流すものを決める、逆に言えば「余計なものを流さない」ようにします。
管が詰まっている(汚れている)なら、きれいにする。
流す砂(仕事)に余計なものが付いていたら、それを取ってから流すとか。
実はとても簡単なんですが、意外に気がつきません。
しかも、この先詰まる可能性も低くなります。
砂時計が詰まらない理由は、粒の大きさとくびれた部分の直径に関係があるようです。
「くびれ部分の直径が、粒の6倍よりも小さいと砂が流れなくなる」という法則があるとか。
ある砂時計職人さんのお話によると、経験からご自身の作っている砂時計は、粒が0.1mmで 直径が0.8mmだとか。
これ、法則にあてはまっていますね。さすが、職人の勘。
また、「砂」時計と言っても、実際は砂が使われていることはないそうです。
「砂」の種類は珪砂、砂鉄、シリカゲルの微粉末などだそうです。
大きさだけではなく、湿気ないとか、くっつかないといった素材の性質なども関係しているとのこと。
砂時計の落ちるのも忘れてしまうほど、奥が深いです。
ーーー
MQ会計セミナー、開催のお知らせ
2/7 戦略MQ会計セミナーを行います。
詳細、お申込みはこちらからどうぞ