想定外は起こる

旅行先の道路にあったオブジェ
(日産車じゃないか・・)

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天災は、忘れた頃にやってくる

災害の多くは、突然やってきます。
いつでも、起こります。

「忘れた頃」の意味は、「意識から抜けたとき」ということだと思います。

日頃から訓練していたら・・
もっと備蓄をしていれば・・

たら・ればも同じく「意識から抜けている」ことです。
想定外のことはこうやって、意識の外に抜けて、外側に積み上がっていきます。

「まさか」も、たら・ればと同じです。

これは当時の、陸前高田市のガソリンスタンドの看板です。
海沿いにありました。

看板の上、左側に矢印があります。
タテに水位の旨が書いてあります。

ここまで(15.1m)来ています。
まさかここまで、津波が来るなんて・・

「まさか」も起きます。
まさか、と思っているのは人間の基準。
自然はお構いなしです。

そこまで想定したら、生活などできやしません。
でも、来るんです。

その時になったら、たぶん何もできません。

でも、なるべく意識の外側、忘れる方に持っていかないようにする。
常に意識しておくことは、大事なことなんじゃないかな、と思うのです。


(2017年8月撮影)

きれいだったので、海と空を撮り、部分的にしか写していませんでした。
(石川県の千枚田)

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