擬宝珠

日本武道館のてっぺんにあるアレ。
「擬宝珠」と言うそうです。

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ぎぼし、ぎぼうしゅ、ぎぼうし、など読み方もいろいろあるようです。

ウィキペディアによれば、

伝統的な建築物の装飾で橋や神社、寺院の階段、廻縁の高欄(手すり、欄干)の柱の上に設けられている飾りである。ネギの花に似ていることから「葱台(そうだい)」とも呼ばれる。

玉ねぎに例えられ、歌の歌詞にもなりました。

今修復中のようで、囲いが付けられています。
ちょうど網に入った玉ねぎ、いや1個入りならニンニク?
ユーモラスな感じなので写真に撮りました。

玉ねぎは最近、網ではなくビニール袋入りのものが多いです。
網だと皮や土が、すき間から出てしまうからなのでしょう。

プラゴミが注目され、ストローや包装、容器の見直しも考えられています。
ただ、コスト面・利便性の影響力は大きく、代替品へのシフトがどのくらい進むのかは微妙です。

例えば豆腐は昔、独特の音色の笛で豆腐屋さんが売りにきて、鍋を持っていって買った経験があります。
今、豆腐屋さんは来てくれないし、鍋を持って買い物に行けないし、紙などの容器で豆腐を売るのは難しそうです。

いろいろな意味で、速さ・規模を求めてきた時代から、シフトダウンしていく方向にあるようです。
急ブレーキでは危険ですが、徐々に減速していくと、今まで速く流れて見えていなかった景色が見えてきます。

その中に別の豊かさがあるような気がしています。