ふるさと納税(地域振興とは?)

近江八幡市から「ふるさと納税をご紹介ください」とお手紙がきました。

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私は地方の特産品とか、おいしいものは大好きです。
近江八幡市の特産品も、とてもおいしそうです。

でも、ふるさと納税でもらうのはどうもしっくりこないので、自分はやってません。
なんか「?」なんです。

先日、地方で飲食店をしている方とお話ししました。

その自治体では、地域の特産品を東京をはじめよそに売るという試みをしています。
だいぶ定着してきて、生産者が少しずつ潤ってきているそうです。
認知され、利益が出るのはいいことです。

しかし、地場でも食材が高く売られるようになってきてしまったのです。
郷土料理を出そうにも、食材が高くなってしまい、採算が取れない。

取り寄せで少し値段が高くなってしまうのは、仕方のないことだと思います。

しかし、郷土料理を出すお店があっても、仕入れ値が高くてはやる気が出ない。
せっかくの観光客にもいいもてなしができない。

その地域が豊かになっていくには、やはりヒト、モノ、カネがそこへ動いていくべきです。

ふるさと納税が、ただのお取り寄せになっていないのか?
利用者も行政も、もう少し深めていく必要がある。
そんな気がしています。

ふるさと納税(寄付とは)

みちのく未来基金