人の時間、人のための時間

よく前を通るお寺で以前見つけました。

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決算書のつくり方
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なぜ社長は決算書に興味がないのか?
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「生れてきてよかったね
 46億年がつまった命、私たちみんな」

私は世俗の凡人ですが、これを見て「おおっ」と思いました。
  
私が働き始めたころ、ようやくパソコンなるものが普及し始めました。
携帯電話は弁当箱のようなものを、肩から下げていました。
  
今の人にとってタブレットやスマホは、鉛筆や消しゴムのようなごくありふれたもので、意識することなく使いこなすことができます。
  

後の人の時間を無駄にしない

  
私がいる業界は特に・・・、という感もありますが、
「お前がやるのは、まだ10年早い」とか、
「俺の時代は、先輩のやり方を盗んだものだ」とか、
こういう方が少なからずいます。
  
気持ちもわからないではないですが、私はこの考え方は間違いだと思います。

もちろん、どうしてもそこを通ってこなければならないこともあります。
端折ればいいというわけではありません。
急がば廻れ、というものももちろんあります。

ただ、自分が仮に10年かかって身につけたからといって、(それがいいものに限りますが)、後輩には5年、いやもっと短い時間で身につけてもらえないのかを考えるべきです。

お互いが、お互いの時間を奪ってはいけないのです。

それは本当に必要なのか?他の方法はないのか?
もっと簡単に、効率よくできる方法はないのか?
改善できることはないのか?

これはお互い真剣に考えてみるべきです。

そうすることで浮いた時間を、お互いが次へ進むために使うことができると思うのです。