まもなく終了〜
建築物とはなにか
汐留のパナソニック美術館の、ル・コルビュジエの展覧会へ行ってきました。
日本では上野の国立西洋美術館で有名です。
近代建築の巨匠です。
いわゆる無機物である建築物に息吹を感じさせる、そんな芸術家だと思います。
建築物は外界と遮断するもの。
光も音も、温度や湿度も、風も感じなくなります。
快適といえばそうかもしれませんが、五感が鈍ってくる感じがします。
今回見て一番よかったのは、フランスのロンシャン礼拝堂でした。
展覧会では「音響的建築」とされていました。
たしかにその面もあると思います。
ただ私は、光を感じさせる(光響的建築?)イメージが強かったです。
(音響的なものはそこに行かないとわからない、というハンデがあります)
以前見た、マティスの南仏の教会も似たような感じがありました。
音響により教会での礼拝や讃美歌の響きを、より効果的にするのでしょう。
光の感じさせ方も、やはり教会の役割の1つなのかもしれません。
汐留というところ
地名からも海が近く、また埋め立ての関係もあって地形や道路が複雑です。
今回行ったパナソニックビル、その前にはシティセンターという独特な形のビル、その反対側にはカレッタビル(電通ビル?)と、地図上ではぐちゃぐちゃに建ってる感じです。
しかもみんな一面ガラス張りのなんとも無機質なビルです。
その脇に小さく、カッチリ四角い旧新橋停車場。
カオスな感じでしたね。
新橋停車場の出土品!だそうです。
もう1つ行きたかった展覧会
平日も大行列、会期もあとわずか。
東京ステーションギャラリーで開催中の宮脇綾子さんの展覧会。

こちらは残念ながら断念しました。
行ってきた人に聞くと、とてもよかったとのこと。
ただ、ものすごい人で、作品の前に二重、三重で人がいたとか・・
ご年配のご婦人方が多いとのことで、
こちらは平日作戦でも崩せず、時間差攻撃も効き目が薄そうで・・
またどこかでやってくれたら行きたいです。
見つけたら会期の早い段階で、覚悟を決めていかねば・・
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