ワクチン接種が本格化してきましたが、一筋縄ではいかないようです。
原則は現場対応
非常時の対応は、現場対応が優先です。
鉄砲のタマが飛んできているのに、本部に電話して「どうしますか?」では、やられてしまいます。
非常時に現場でどう対応するかは、平常時にやっておかなければなりません。
口で言うほど簡単じゃないのは、百も承知です。
でも、訓練しておかないと、とっさの対応はできません。
今回のワクチン接種について、予約の電話だシステムだがいかん。みたいな話も出ています。
これはこれで、お粗末な部分も多いようです。
仕様の設計
「何でもできるは、なんにもできない」
「これしかできない、はやっぱりこれしかできない」
「パソコンなら、エンジニアなら何でもできるんだろ」という人はだいぶ減ってきました。
が、非常時に、イチから図面を引いて、というのはやはりダメだと思います。
平常時に問題なく運用できているものを、転用するほうがいいでしょう。
そのときに重要なのが、汎用型といいますか、標準的な仕様で、組み換えのしやすいものがいいわけです。
会計ソフトなんかもそうで、会計ソフトという「型にはまった固定的なシステム」に入れたデータは、融通が効きません。
最近よく見る移動平均グラフ。
2年間、3年間の推移を会計ソフトで見ることは、私が知っている限り、ムリです。
Excelなりの汎用データで持っていれば、この辺の取り回しは、やりやすいです。
こちらも難しい問題。
口で言うほど簡単じゃないのは、百も承知です。
これに優先することは、今のところないと思います、私は。
「ご希望の日時はいつがいいですか?」
これも平常時なら、そうしてもいいでしょう。
でも今は非常時。
であれば、「Aさんは7日の11時、Bさんは8日の14時」としてもいいのではないかと。
「いやその日は○○があって・・」
現段階でワクチン接種に優先するものは、私は思いつきません。
万障お繰り合わせの上、接種に行きます。
「その日に来られない方は、半年後に再度ご案内します」ぐらいの切迫感があってもいいのではないかと。
マイナンバーも活用されないようですし。
「口で言うほど簡単じゃない」
「じゃあお前がやってみろ」
と言われるのは、百も承知です。
やはり平常時の対応次第
・選挙が近くなると、街頭で報告会が始まる
・契約のときだけ、上司が来る
・値上げのときだけ、所長が来る
モノゴト、日頃の信頼関係があってこそです。
非常時に対応できるのは、日々訓練しているからです。
口で言うほど簡単じゃないのは百も承知ですが、やはりそれに尽きてしまうのです。
最近、東北をはじめあちこちで地震が多いです。
今年も豪雨が予想されます。
こちらも今のうちに、備えておきましょう。
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