幸いにも、賞味期限が近づいてきたので一度食べてみます。
1回は作って、食べてみましょう
防災用品を備えておくことは大切です。
もちろん、使わなくて済めばそれに越したことはありません。
一方で防災用品を使うときは、非常・緊急時。
普段のように、落ち着いて行動できるとは限りません。
なので、落ち着いて行動できる平常時に、一度試してみましょう。
今回は非常食を作って食べてみました。
作り方を見ると、レンジで3分、お湯で15分、水で60分となっています。
非常時は当然、レンジは使えないでしょう。
お湯も沸かせるかどうか分かりません。
なので、今回は水で試してみました。
あとは上のチャックをして待つこと60分・・・
防災用品と税金の関係は?
では待っている間に、防災用品と税金の関係を。
以前書いたこちらの記事から、一部抜粋します。
・節税にもつながる、防災用品の点検
・防災用品を購入した場合の経理処理は?
消耗品は一般的に、それを「消費した」時点で経費になります。
消費する前は原則として、資産に計上することになります。防災用品はある程度まとまった量、金額を買うことになりますが、すぐ使うわけではありません。
では、これらの防災用品はいつの経費と考えたらよいでしょうか。防災用品を「使用した」ときでしょうか。
非常用食品を「食べた」ときでしょうか。防災用品等は、災害等の非常時のために常備すること自体が目的です。
したがって、「使用した、食べた」という事実ではなく、「非常時に向けて備えた」という事実をもって経費になります。
消火器の中身の詰め替えの費用も「詰め替え時」に経費です。
ほかにも、点検することで思わぬことに気づくことがあります。
さて、お味は?
普通の料理に比べればおいしいとは言えませんが、非常時でこれなら満足できます。
でも、ちょっと固い・・
冷たいし、水だとしょうがないのかな・・
せめてお湯で作れれば・・・
そう思ってもう一度作り方を見ると、
「水(15℃)を・・」
15℃の水・・でした。
冷蔵庫から出した水の温度は4〜5℃、冷たすぎました。
今ぐらいの時期なら、室温の水ですね。
平常時でもよく読んでませんから(汗)、非常時では・・
使うことがないことを祈りつつ、一度は試しておきましょう。