とらんくまに質問しても、お困りごとは解決されない・・
便利な e−ticket サービス
私の場合、一番使うのは、Suicaなどの交通系ICカードによるものでしょうか。
電車・バスはもちろん、新幹線もSucaで乗れます。
ほかには飛行機のチケットレスサービス。
展示会や美術館、コンサートなどもチケットレスが多くなっています。
申込みから決済・利用まで、スマホ1台で完結できます。
とても便利です。
私もいろいろ利用しています。
e-ticketだと割引もある
・e-ticketなら、特典がある
・e-ticketなら、割引がある
これも最近、当たり前になってきました。
私の場合だと、新幹線の予約。
たとえば、東京ー盛岡間の新幹線の場合。
きっぷで購入すると、14,810円。
これをネット予約して、発券しない形にすると、14,610円になります。(200円引き)
さらに、事前購入の場合は、5〜35%の割引が受けられる場合があります。
今回画面に出してみた新幹線では、25%の割引が受けられます。
金額は11,100円。
発券ありと比べると、3,710円もオトク。
発券なしと比べても3,510円オトク。
高級駅弁+ビールでもお釣りがきます。
使わない手はないですよね。
電子帳簿保存法が巻き付いてくると・・
来年1月1日から始まる、電子帳簿保存法(長いので「電帳法」なんて略されてます)。
これが始まると、これらのe-ticket類はめんどうになります。
今までは、経理関係の書類は「紙」で保存が大原則でした。
これが電帳法が始まると、
・紙のものは、紙で保存
・電子(データ)のものは、電子(データ)で保存しなければならない
となります。
先ほどの切符の例でいうと、
・発券して買った切符の領収書(紙)は、紙で保存しなければならない
・e-ticketで買って、スマホやICカードで乗車した場合の領収書は、電子(データ)で保存しなければならない
となります。
しかも、データで受け取った領収書などは、
・(基本的に)サイトからダウンロードして、保存しなければならない
・ダウンロードしたPDFを印刷して保存してもいいが、もとのPDFを消去してはならない
・ダウンロードしたPDFは、一定の名称をつけてファイルに保存し、すぐに検索できる状態にしておかなければならない
といった制約がつくことになります。
ほかにも、新幹線のチケットでいうと、
・事前に帰りの電車を予約しておいた
・ところが、打ち合わせが長引いて、当初予約していた電車に乗れそうもない
・そこで、スマホから1本後の新幹線で予約を取り直した。
・で、打ち合わせしていたら、さらに長引いて予約をキャンセルした。
(最終的にキャンセル料だけ払った)
なんてことがあった場合、このメールのやり取りを含めた電子取引の履歴も、保存の対象になります。
終わったからメールは削除、なんてことはできません。
こーんな便利なチケットレスサービスなのに、電帳法が巻き付いてきて、めんどうになります。
発券していれば、紙での保存のみで済みますが、なんか逆行感があります。
チケットレスサービスはラクだし、もちろん高級駅弁+ビールの割引も捨てがたい。
何とも悩ましい限りです。
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