専用ソフトと確定申告コーナーを併用してみて

国税庁の確定申告コーナー

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今回の確定申告

例年、確定申告は3月1ケタ日(つまり3月9日)までに終わらせる。
こういう目標でやっています。

ここ数年、ほぼクリアーできています。
「ほぼ」というのは、例年どうしてもお2人だけ、3月の1ケタ日後(つまり3月10日以後)にならないと資料が届かない方がいるからです。
今年もこの2名を除いて、確定申告は終わっています。

今日現在、まだお1人資料が来ていません。
まぁ、例年ほぼ同じ(内容)なので、催促もせず、とりあえずそのままです・・・

今回試してみたこと

何回か書いていますが、今年は確定申告コーナーへの移行を進めました。
今まで使っている専用ソフトと併用です。

つまり、今回に限っては作業量は2倍です。
ラクではなかったですが、やる価値はありました。

国税庁の作成コーナーも、以前に比べて使い勝手は良くなっています。
用語の難しさはあるにせよ、無料でここまでできるなら、ご自身でやってもらうのもいいかと思います。

今回の確定申告では6割強を、確定申告コーナー申告まで行いました。

今回移行しきれなかった方は、
・いろいろ比較やシミュレーションしながらの作成になる方
・特殊な計算がある方
・住民税や社会保険、事業税、予定納税など付随的な計算結果も求められる方
・会計ソフトとの連動がある方
・消費税の計算がある方
などがある方です。

会計ソフトや消費税はたぶんクリアーできるでしょう。
今回は自分がそこまで広げられなかった、のが原因なので・・

作成コーナーの特性

作成コーナーは、
・資料がちゃんと揃って
・(送信までの)準備ができている状態
で使うにはとても使いやすいです。

一気通貫型ですね。

あっちのデータを入れ、こっちの情報を入れ、今日はここまで、というようにする場合には、ちょっと使いづらいところがあります。

申告書も、ほぼ作成が終わらないと実物がプレビューできない。
これはちょっとやりづらかったですね。

まぁ、相手側にしてみれば、

「そんなことは考慮しませんよ」

仰せのとおりです。

今回は初回ということもあり、いわゆる「ハコ」づくりに時間を取られましたが、次回以降はこの辺も解消できます。
例年の1月下旬の業務ソフトのアップデートを待たずに、進められます。
この10日ぐらいの時間は、大きいです。

また、今回の申告で使った(作成した)データ、つまり「.data」のデータをお客さんに渡して、自分でやってもらうことも進めていこうかと。

例年同じような確定申告をしている方は、それをもとに数字を変えていけば、簡単にできますしね。

もう確定申告は税理士がやらんでもいい、ような気もしてます。

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