東京の鉄道は非常に複雑です。
私は昔から東京に住んでいますので、比較的複雑さには慣れています。
でも、最近はうかつに電車に乗ると、意図せぬところへ連れて行かれそうになることもしばしば。
先日、JR横須賀線に、東京から西大井まで乗りました。
ごく普通に乗れました。
そのとき、社内の電光掲示板に案内が出ました。
上の運行案内です。
湘南新宿ラインは、埼京線内での信号確認の影響で、高崎線と東海道線の一部列車に遅れがでています
私が乗っていたのは横須賀線。
そして、電車は徐行運転になりました。
西大井駅は湘南新宿ラインも走っています。
駅には東京方面を経由する横須賀線と、新宿方面を経由する湘南新宿ラインがほぼ交互に来ます。
それで、横須賀線に影響が出ていたわけです。
で、もう一度掲示をよく読むと、疑問がわいてきました。
「ところで、湘南新宿ラインは遅れているの?」
遅れているのは、高崎線と東海道線の一部列車。のはず。
この文章は、読めば読むほど不思議な錯覚に陥ります。
私鉄や地下鉄もそうですが、相互乗り入れがあるため、路線が複雑になります。
JRも私鉄や地下鉄に負けじと、いろいろな路線の組み合わせをしています。
乗っていて、スムーズなときはいいのですが、いざ遅延や不通がでると、途端にわからなくなります。
昔、某大きな駅で駅長さんをしていた方に、電光掲示の文章を伝えてみると、こう返ってきました。
「最近は乗り入れやらが多いので、他線への振り替えをする時にわかるように、影響する路線の案内を出してるみたいだよ」とのお答え。
わかったような、そうでないような。
けっこう、こんがらがるのでした。
この案内に出てきたおもな電車が、どういう運行をされているのか。
ご参考までに、ウィキペディアからコピペさせていただきます。
ご興味ありましたら、どうぞ。
湘南新宿ライン(しょうなんしんじゅくライン)は、東京都新宿区の新宿駅を経由し、東北本線(宇都宮線)と横須賀線、および高崎線と東海道線を相互直通運転する東日本旅客鉄道(JR東日本)の中距離電車の系統路線名である。駅ナンバリングで使われる路線記号はJS(逗子 – 大宮間)[注釈 3]。
本項では、正式な路線名を記す必要がある場合を除き、東北本線宇都宮駅方面を指す場合は愛称の「宇都宮線」を、東海道本線小田原駅方面を指す場合は旅客案内上の呼称である「東海道線」を用いる。埼京線(さいきょうせん)は、東京都品川区の大崎駅から新宿区の新宿駅、豊島区の池袋駅、北区の赤羽駅、埼玉県さいたま市南区の武蔵浦和駅を経由し、同市大宮区の大宮駅までを直通運転する、東日本旅客鉄道(JR東日本)の運転系統の通称である。大崎駅 – 新宿駅 – 池袋駅間は山手線(山手貨物線)、池袋駅 – 赤羽駅間は赤羽線、赤羽駅 – 武蔵浦和駅 – 大宮駅間は東北本線支線(別線)を走行する。駅ナンバリングで使われる路線記号はJA。
上野東京ライン(うえのとうきょうライン)は、東京都台東区の上野駅と同千代田区の東京駅を経由し、東北本線(宇都宮線)・高崎線・常磐線と東海道本線(東海道線)を相互直通運転する東日本旅客鉄道(JR東日本)の系統路線名である。東北本線東京駅 – 上野駅間に増設された線路が2015年(平成27年)3月14日に開通し、同時にこれを経由する前記各線間の直通運転が開始された[1]。駅ナンバリングで用いられる路線記号は大宮駅 – 上野駅 – 東京駅間(宇都宮線・高崎線・常磐線)がJU、取手駅 – 上野駅間(常磐線)がJJ、東京駅 – 品川駅 – 熱海駅間と伊東線(東海道線・伊東線)がJT。
相鉄・JR直通線(そうてつ・ジェイアールちょくつうせん)は、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が整備主体として建設中の神奈川東部方面線のうち、相鉄本線西谷駅から東海道貨物線横浜羽沢駅付近までの区間に連絡線を建設する事業の計画名である[1][2]。
この区間は2019年(令和元年)11月30日に相鉄新横浜線(西谷駅 – 羽沢横浜国大駅)として開業し、開業後は相模鉄道の本線・相鉄新横浜線と東日本旅客鉄道(JR東日本)の東海道本線(東海道貨物線、品鶴線)・山手線(山手貨物線)を相互直通運転する運転系統の通称として用いられている[3][4]。旅客案内上は相鉄線と埼京線との直通列車として案内される。