願いも虚しく、さらに混沌・・
個人タクシー
都内を走っている個人タクシーには、2つの組合があります。
組合の違いの目印として、表示灯の形が違います。
(それぞれのHPより画像をお借りしました)
その表示灯の形から、「ちょうちん」、「でんでん」と呼ばれています。
これにあらたに、長方形とひし形が加わります。
まるで「羊かん」と「ひし餅」?
インボイス制度がさらに拍車を
なぜ表示灯の種類が増えたのか?というと、10月から始まるインボイス制度の影響です。
個人タクシー業界では、今までのちょうちん&でんでんは課税事業者。
つまりインボイスが発行される個人タクシー。
羊かんとひし餅はなんと「免税事業者」を表すのだそうです。
つまりインボイスが発行されない個人タクシー。
このように分類することになったようです。
利用するお客様がひと目で分かるように、ということのようです・・が、
これでは、事故にも繋がりかねない
無線配車等で呼ぶ場合や、駅などに停まっているタクシーなら、見分ける余裕もあるでしょう。
でも、いわゆる流しのタクシーを拾う場合、見分けるのはたいへんです。
以前も何回か書いていますが、空車か実車かもなかなか分かりにくい。
・どうか、わかりやすくしてほしい・・(タクシーの表示)
2019年6月14日
そこへ持ってきて止めようと思ったら羊かん(ひし餅)だった。
慌てて手を引っ込めて・・、なんてことも起きかねません。
事故に繋がりかねません。
夜になればさらに危険です。
業界も苦肉の策なのでしょう。
こういったインボイス制度の混乱は、暫く続くでしょうね。
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