甘い物、嫌いではありません(笑)
ケーキの切り方はよく問題(ネタ)になります
たとえばこんなロールケーキがあります。
10人でパーティをするのですが、あいにく7本しかゲットできませんでした。
しかたがないので、この7本を10等分することにしたいと思います。
さて、どうやって切りましょうか?
1本を10等分、それを7回すればいいんじゃない?
ところがこの問題には、さらにこんな条件が付きます。
「切る回数が一番少なくなるようにする」
さてどうしましょう?
この問題はあまり好きではないです(笑)
この問題、見つけたときは面白そうだな、と思いました。
でも、答えを見ると美しくない。
あまり好きではない問題です。
答えはというと、「5本は半分に、残りの2本は5等分する」んだそうです。
こんな切り方ですね。
解説には、「 7/10 = 1/2 + 1/5 、単位分数の考え方を使って・・・」
と書いてありましたが、半分のロールケーキ、大きすぎ。イヤです。
1本を5等分、むつかしいです。
楽しめません。
では次の問題
プレーンなチーズケーキがあります。
これに3回ナイフを入れて、8等分してください。
ヒント:ショートケーキではケンカが起こります。
数学の問題に限らず、常識にとらわれ、凝り固まっていると解けません。
アタマを柔らかくして、普段とは違うところを使うと、すーっと解けたりします。
<チーズケーキの答え>
上から十文字にナイフを入れ、4等分します。
次に横を水平に、真ん中にナイフを入れます。
そうすると8等分になります。きれいでしょ。
でも、ショートケーキでは、イチゴ争奪で揉めることになりそうです。
数学的思考、面白いですし、興味あります。
ただ、解答は「なるほど!と思うもの」「すーっと入ってくるもの」「理屈はわかるけど、美しくないなー」の3タイプに分かれると思います。
説明のしかたもあるかも知れませんが、数字を扱う仕事人としては、凝り固まらない、知識バカにならないように心がけていきたいです。
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【編集後記】
豊洲市場が開場しました。
お客様の中には、仕入れに行っている人もいます。
初日の感想は、道が混んでる、広くて場所がわからない、ご祝儀相場で値段が高い、でした。
慣れるまでは、しかたないですかね。