今年もいろんなところで、気の向くままにパチリとやってきました。
2017年の1枚はこの写真にしようと思います。
夏に旅行した能登半島、和倉温泉。
その旅館に展示されていた漆塗りの器です。
角偉三郎氏の作です。
最近、食洗機に入らないという理由から、皿(プレート)やボウルにする人も多いと聞きます。
確かにこれらは洗うのはラクです。
でも料理を楽しむにはやはり器の役割は大きく、いい器は料理を引き立てます。
どれも「椀」だと言ってしまえばそれまでですが、用途に応じて大きさや形の変化があるのは、そこに人々の暮らしがあるからでしょう。
世界中で争うことが日常となってしまっている昨今、静かにこの1枚を眺めたいと思います。
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今年の1枚(2016)
https://www.tt-tax.net/best1shot-2016