iPhoneが発売されたときは、衝撃的でした。
世にはじめて出た、新しいアイデアの商品。
ワクワク感が満載でした。
まず進化する
もちろん、発売当初でも十分な機能があるわけですが、はじめてのもの。
多くの人が使うことによって、反応が出ます。
基本機能 → 基本機能の充足 → 拡張・付随機能 → 拡張・付随機能の充足
こんな感じで、その商品やサービスの充実が図られていきます。
繰り返し、繰り返し。
転換点
基本機能 → 基本機能の充足 → 拡張・付随機能 → 拡張・付随機能の充足
時が経ち、基本機能は充足され、拡張機能もある程度充足されます。
ここまでは、商品やサービスの提供側も、お客様の方を向いていると思います。
このサイクルで進んでいく進化、深化。
ところが、これがどこかの時点でズレ始めます。
拡張・付随機能1 → 拡張・付随機能の充足1 → 拡張・付随機能2 → 拡張・付随機能の充足2 → 拡張・付随機能3 → 拡張・付随機能の充足3 → ・・・
「利用者の利便性を図る」となっていますが、いわゆる「いらない」機能やサービスが「付加」され始めます。
そしてこれが「負荷」になり、利用者からダメ出し、つまり「不可」となっていきます。
技術も蓄積され、壊れにくくなり、製品寿命が伸びたので、買い替えサイクルが伸びます。
単純に販売数量は減ってくるわけです。
魅力がなくなります。
常に顧客と向き合う
iPhone、Facebook、Lineなど、余計なものが多くなってきました。
私が言うまでもなく、スマホ業界はハイエンド端末だけではなく、基本機能に主軸をおいた商品を出す方向にも向きつつあります。
良かれと思って出す商品やサービス、これが顧客に向いてるようで、自社の都合のみになっていないか?
サービス業の1つである税理士業。
顧客への提供サービスに、ミスマッチはないか?
日々考えて、常に考えていく必要がありますね。
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