東京駅の丸の内方面から、八重洲方面を見た写真です。
私は地図や街に興味があります。
ぶらタモリほどではありませんが、特に住んでいる東京は、地形的にはとても面白いところです。
東京23区も、大きな地図でみると平地に見えます。
しかし、数十メートルの単位でみると、けっこう起伏に富んでいることが分かります。
昔は東京駅のあたりから東側は、海だったそうです。
地名にもその名残があります。
八重洲の「洲」であったり、江東、江戸川の「江」だったり。
事務所の近くには「三崎町」という地名があります。
この辺も昔は海だったようで、せり出した台地の先、つまり「岬」だったところから、この地名がついたといいます。
字が変わったり、名称が変わったりしてしまったところもあります。
歴史をたどってみると、地名の由来などが分かります。
また、造成地も山を切り取って残った部分の台地か、その切り取った土で造った台地かでも、地盤の強さが違ったり。
ハザードマップを見るときに、どうしてこの場所に被害が出るんだろう?
そんな疑問を持って調べてみると、意外なヒントが隠れているかもしれません。
情報自体は小さいものかもしれませんが、その小さな情報の集積から全体が見えてくる。
俯瞰してみたり、寄ってみたり。
ヒントはいろいろなところにあります。
日頃から少し意識してみるのも、いいかもしれません。