美術館とか博物館とか、好きです。
美術館では
美術館にたまに行きます。
絵画や彫刻など作品を見ると、普段計算ばかりしている脳みそが洗われる感じがします。
海外の美術館とか博物館では、展示物の写真を撮ってもいいところが多いです。
日本はダメなところがほとんどですよね。
これは名古屋市美術館、ビュールレ・コレクションで展示されていたモネの睡蓮。
唯一撮影が許可されていたものです。
この絵の前は記者会見場のようで、シャッターの嵐。
この違い、どんな理由なんでしょうね。
それぞれの味わい方で
「これは○○派の誰それの作品で、いつ頃書かれた作品で・・」
いろいろなウンチクも、楽しみのひとつではあります。
料理やワインなども、こういった愉しみ方があります。
私はこういうのが苦手で、言葉にすると「きれい」「おいしい」ぐらい。
うまく表現できません(笑)
情報や解釈のようなものも、人に伝えるのなら必要だと思います。
確かに知識は増えますけど、それが絵を見るときの邪魔になるような気もします。
例えば画家が女性の絵を描くとき、画家の頭の中はたぶん、
「どうしたらこの女性の魅力を、あますことなく描くことができるのか」
それしか考えていないでしょう。
そして自分の持つ技術や表現力を駆使するのでしょう。
その画家がどんなときに、どんな思いでこの絵を描いたのか。
そういうものに思いを馳せるようにしています。
知り合いの美術関係の人はこういいます。
「OKでもNGでも、写真を撮らずに、その場で感じ取る」
それを聞いてから私も感じ取ることに注力しています。
そうするとまた違った愉しみになります。
(注)
「あの絵、良かったんだよー」
「誰の、なんていう絵?」
後で忘れちゃうので、記録として写真を撮ったり図録を買ってしていますが(笑)
でも、心には残っていますよ。ちゃんと。
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【編集後記】
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです。
季節はちゃんと進んでいますねー