今年もたくさんの写真を撮りました。
今年で4回目。今年の1枚です。
2019年、令和元年。
今年の1枚は、この写真としました。
東京ステーションギャラリー内の、うち階段の壁の写真です。
東京駅はレンガ造りの建物で、その原型を残す形で復原工事がされています。
3Fから1Fまでの下りの移動は内階段を使います。
そこには昔の面影と、復原の様子が見て取れます。
おおよその作り物は、すべてこんな感じなのかなと。
外側から見ると何でもないように見えて、実はあちこちツギハギだらけ。
それでもやりくりしながら、やり過ごす。
ーーー
見たものすべてを、記憶に残しておきたい気持ちはあります。
しかし、その記憶もいつかは薄れてしまいます。
なので、写真として、情報として残しておきます。
そのときに感じたことが蘇るような形で。
情報は時々刻々、目まぐるしく変わると言います。
自分は変わらず、まわりの情報がどんどん変わると。
でも、よく考えてみれば、例えばこの写真。
撮ったときから、まったく変わっていません。
撮影当時の自分の気持ちと、今この写真を見ている自分の気持ち。
変わっているのはむしろ自分です。
不思議な感じです。
過去の今年の1枚はこちらからどうぞ。