間接法のキャッシュ・フロー計算書では、当期利益に減価償却費を足します。
お金が出ていっていない費用だから、という理由です。
減価償却の対象になる資産は、それなりの金額です。
私が知っている範囲では、現金でポン!と買っている会社は、ほぼありません。
車であれば、オートローンだったり、
リース資産であれば、リース会社に割賦で払っていたり、
銀行から借り入れをして購入していたり。
リース料だったり、返済だったり、毎月の支払いが紐付いています。
「定率法の場合は、償却費と返済額が違う」
「返済とかは、(違うブロックの)財務キャッシュフローに出てくる」
こう言われる方も多いと思います。
でも、減価償却する資産については常に支払いがある。
・車の月賦がある
・リース料を払ってる
・銀行返済してる
やっぱり費用、支払っているという感覚のほうが自然な気がします。
間接法のキャッシュ・フロー計算書は、+・ーも難しいし、苦手だな。