紫陽花には、雨が似合います。
梅雨の時期は雨が降るし、ジメジメしていて嫌だ。
という方も多いですが、この時期の雨が作物の実りをもたらします。
もちろん雨だけではダメで、夏の晴れも必要です。
ヒマワリは、青い空と太陽の強い日差しが似合います。
雨や雲は似合いません。
それぞれが持っているものが違います。
それぞれの役割なり、立ち位置なり、考え方もあります。
やじろべえには、真反対・真逆といえる両端があります。
そして、その両端があるから、釣り合いの取れる真ん中があります。
どちらかに偏る必要もなく、真ん中にいる必要もありません。
両端から両端まで、そのどこかに乗っかっていればいいと思います。
釣り合いの取れるところなら。
ただし、棒全体ではバランスが取れていますから、これを乱すようなことをしてしまえば、やじろべえ自体が存在できなくなります。
今まではどちらかに偏ると不思議なもので、それに釣り合うようにする力が働いていました。
でも最近は少し、度を越してしまっているような気がします。
小さく行儀よくまとまる必要はありません。
秩序を乱さない程度で、活発に動くという、バランス感覚を持ちたいと思います。