単位が違うと計算できない?

例えば会計は、通貨の単位で計算します。
日本なら円で、アメリカならドルというように。

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会社に外貨建ての口座があっても、日本の決算書に載せるときは円に換算します。
そうしないと決算書に表示できません。

基準が違うと、そのままでは計算できないからです。
100円+10ドル=?円

では単位が違うとほんとうに計算できないのでしょうか?

実は計算ができるものもあります。
単位が違うものでも、掛け算と割り算は可能です。

例えば距離(km)÷時間(h)とすれば、速度(時速)が計算できます。
しかし残念ながら、足し算・引き算はできません。

距離(km)+時間(h)=???
意味を成しません。

単位の違うものの足し算・引き算は、その違う単位のものを掛け算・割り算すると計算できます。

1ドルが110円だとわかれば、さきほどの「100円+10ドル=?円」も計算できます。
100円+10ドル = 100円+10ドル×110円/1ドル = 1,200円

単位の違いから噛み合わないと思っていたものが、噛み合ってくる。
するとそこから、何らかの意味を持ったものが見えてくるかも?

割り算(掛け算)って、奥深いものだなーと感じたのでした。

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【編集後記】

現在最大寒波がきているそうで、気温が北海道では−30度近くだそうです。
一方で去年の夏は、40度近くまで上がった地域がありました。
日本は1年を通じて、70度近い温度差がある国なのですね。
ちょっとビックリでした。