古いフィルムカメラで撮ってみた3(Konica Auto S2)

だんだん今風のカメラに・・

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Konica Auto S2

今回はKonica Auto S2です。

1964年に販売が開始され、前のシリーズに「シャッター速度優先オート」が搭載されたものです。
なので、メインは「オート」なんですが、今までの機種同様、オート部分は怪しく。

使えそうなら、マニュアルでの使用となりそうです。

レンズはヘキサノンの45mmのF1.8と、明るいレンズがついています。

今までの2つよりは、より今風のカメラです。
そういう意味では、使えるようなら、楽しめそうです。

プチ修理

掃除や簡単な調整をして、レンズを見ると曇りがありそうな予感・・・
と思いましたが、拭いてみるとずいぶんきれいになり、なんか大丈夫そうです。
これまた撮って試してみることにします。

今回のS2は、絞りとシャッタスピードがそれぞれ調整できます。
(やや固まり気味でしたが、少しずつ動かして滑らかにしていきます)


レンズにある、手前がシャッタースピード(1/500まで)、真ん中が絞り(1.8から16まで)のダイヤルです。

ピントも合わせられます。

いちばん本体寄りが、ピント合わせのダイヤルです。
2つの像を重ね合わせてピントを合わせる方式です。

中も掃除して、フィルムを入れて、いざ実写へ。

実写してみました

今回は絞りとシャッタースピードがそれぞれ調整できます。
なので、ミラーレスを持っていって、できるだけ同じような設定で撮り比べてみました。

ミラーレスの絞り優先やシャッタスピード優先機能で、絞りとシャッタースピードの目安を出して、その値をセットし撮影してみました。

まず初めは東京駅。
Auto S2

Zf

KITTEビルの天井
Auto S2

Zf

逆光気味の条件での東京郵便局
Auto S2

Zf

今度は夕暮れの和田堀公園噴水
Auto S2

Zf

所変わって、浜離宮の茶屋で
Auto S2

Zf

なかなかどうして、きれいに写ります。
独特のザラザラ感といいますか、つぶつぶ感といいますか、味わい深い写真になります。

前の2つに比べると、取りやすいような気がします。
クセを知れば、いい感じの写真が撮れそうです。

惜しむらくは、最短距離が0.9m(90cm)。
寄れません。

ここは撮り方を工夫する必要がありそうです。

取りあえずフィルムカメラは、ここまでです。
それぞれ、趣きが違って、これまた愉しめそうです。

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