もうすぐお別れ
2024年7月に変わります
2024年7月にお札が切り替えられます。
一万円札でいうと、福沢諭吉から渋沢栄一になります。
千円札は北里柴三郎、五千円札は津田梅子が表面の顔となります。
前はいつ変わったんだっけ?
と日銀のHPを見てみると、
発行開始日
黒色記番号:昭和59(1984)年11月1日
褐色記番号:平成5(1993)年12月1日
もう40年も前だったんですね。
ちょっとビックリです。
しかも、諭吉さんの万札は、「平成19(2007)年4月2日発行停止」ということで、17年も前に新しいものは発行されていないようです。
印刷済みのものが、グルグル流通していることのようです。
また「記番号」に「黒色」と「褐色」というのがあります。
財布にあったお札をよく見てみると、記番号の色が違うものがありました。
印刷が薄いとか、色が落ちたなんてことではないわけです。
お札の切り替えはなぜ行われる?
新札を発行する公の目的は「お札の偽造防止」とされています。
ですが、それ以外にも「タンス預金のあぶり出し」や「犯罪資金の洗浄(マネーロンダリング)の防止」、今話題の「税金逃れの温床の排除」という目的があるようです。
霞が関の方々は現金がお好きなようですが、キャッシュレスが促進されているのですから、先頭切って電子マネーとか、ネットバンクとかにすればいいと思いますよね。
ただそうすると、「現ナマを掴ませる」ことができなくなるなど、デメリットの方が多いのでしょうね。
新札ができると、自販機やATMなどが新札に対応していきます。
やがて旧札は機械で使えなくなります。
こうすることで、旧札をあぶり出そうということのようです。
そういえば現在も流通していますが「2千円札」というお札もあります。
知らない人も多いようで、偽札扱いされて困った、なんてお話も聞きます。
日銀のHPでは、利用促進しているのに・・・
硬貨も変わってる
現金はできるだけ使わないようにしていますが、それでも現金に触れます。
最近、硬貨もどんどん令和のものが出てきていると感じます。
また、500円玉はどんどん変わっていて、写真のように令和3年のものと令和5年のものでは、違う硬貨になっています。
キャッシュレスを推進しているのに、紙幣も硬貨も変えている。
なんか矛盾しているような気もしますが、新しいものをどんどん発行して、古いものをどんどん使えなくすることで、実はキャッシュレス化を進めているのかもしれません。
ーーー