こちらの制度・・・
記事が出てきました
facebookを見ていたら、こんな広告画面が。
「日経クロステック IT」の記事の広告です。
「日経クロステック IT」は私は購読していないので、記事の詳細は分かりません。
ただ、見出しに「Windows標準機能では複合できない」とあります。
なので、私が想像している以上にめんどうなことになるかもしれません。
私も今年はじめにブログに「これは困るよな〜」と書きました。
・2024(R6)年度の給与支払報告書の提出時の注意事項
2024.1.7
私のブログよりもはるかに大きな媒体でも取り上げられたので、今後対応措置が取られるなどを期待したいです。
何が問題なの?
私のブログで書いた記事の一部を再掲します。
◯事業者から従業員への通知方法は、
今まで:紙で★今回(2024年度)から
・事業者が通知を紙でもらったら ー 紙で
・事業者が通知をデータでもらったら ー データで
従業員の中にデータで受け取れない人がいる場合は、従業員に確認の上、事業者が「印刷して紙で」となります。
この「従業員への通知方法」を「データでもらう」に、うかつにチェックすると、手間が増えます。
「データでもらう」にチェックをしていいのは、「ほとんどの従業員に」「電子的な提供ができる体制」が整っている場合だけです。
そうしないと、電子的な提供ができない従業員に対しては、
・本人の同意を得て通知書のパスワードを取得する
・パスワード付ZIPファイルを復号のうえ、PDFファイルを印刷する
・印刷した通知書が第三者に閲覧されないよう適切に封入・封緘するなどというような、めんどうな作業が増えてしまいます。
会社への通知(住民税を、誰からいくら引けばいいのか)は、電子データでもらって、給与ソフトなどへ取り込んでいくのが、効率的でしょう。
でも「それなら従業員分も電子データで」、としてしまうと、上記のような手間が増えてしまう可能性が高いです。
つまり、今まで従業員に「紙の短冊」で各自の通知を渡していたものを、「従業員への通知も電子化」とやってしまうと、従業員への通知が渡せなくなる可能性があるのです。
どうしたらいい?
今なら間に合うのでしょうか?
残念ながら、この書類(給与支払報告)は1月31日が提出期限です。
多くの会社は提出済みなはずなので、もし気づかずに「電子で」としていたら、めんどうなことになるかもしれません。
もしまだ出していない会社は、(遅れたことは置いておいて・・・)
「従業員への通知は紙で!」となるようチェックをして出しましょう。
しかも今年は、事務の手間だけを増やす定額減税があります。
手間ばかりこちらに押し付けてきて、
この夏、ちょっとイヤな予感がしますね・・・
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