お約束の1冊。
確定申告が始まりました
「今日から確定申告が始まりました!」
ニュース番組などで報道されます。
芸能人がe-taxなどをアピールしたりしながらの、恒例行事です。
こういうところに総理大臣とかが出て、アピールすれば、より反感を買う皆さんの納税意識が高まるのではないでしょうか。
あ、申告するものはほとんどないから、確定申告に馴染まないのかな?
丸投げか?外注(依頼)か?
「確定申告なんて時間のムダ、税理士に丸投げすればOK」
なんて声もお聞きします。
確かに、領収書や売上表などを袋に詰めて、報酬と一緒に渡せば、多くの税理士さんはやってくれるでしょう。
(私はいわゆる「丸投げ」はお受けしてません)
そして、計算の結果「税金はいくらです(納税です)」という結果をもらいます。
「えーっ、そんなに払うんですか?計算間違ってないですか?」
「えーっ、そんなに払うんですか?それを安くしてくれるのが税理士さんの仕事じゃないんですか?」
これ、両方とも間違ってます。
丸投げしていて「それ違う」は変ですよね?
また、税金を正しく計算するのが税理士の仕事で、安くするのは税理士の仕事ではないです。
外注(依頼)するには
税金の計算は、税理士に依頼すればいいでしょう。
自分で集計とか記帳とかをして、最終的なチェック&申告をしてもらう。
税理士への依頼に限らず、たとえばイラストを書いてもらうのを外注するのは、自分なりにイメージなりポイントを把握、理解したうえで、それにさらにプロの仕事を付け加えてもらうことです。
自分で考え、理解していなければ、それが合っているかいないかも分かりません。
明確でないイメージを伝えても、依頼される側はポイントが絞れません。
自分がわからないことは、外注(発注)できないのです。
こちらがラクしたくて、言っているわけではありません。
確定申告で言えば、自分はこういう事業をしていて、売上はこうで、仕入れはこうで、経費はこういうものがありますと。
こちらもいろいろヒアリングしながらイメージを膨らませ、具体的な形にしていきます。
ご自身が把握しているかいないかは、すぐわかります。
せっかく依頼するなら、自分で整理してみる、やってみることをおすすめします。
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