40分は短いか?長いか?

時は金なり

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決算書のつくり方
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なぜ社長は決算書に興味がないのか?
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40分の設定

zoomを使ってオンラインでミーティングをすることがあります。
zoomは無料プランの場合、1回のミーティングの時間は「40分」に制限されています。

30分でもない、1時間でもない、40分。

これは短いか?長いか?
ちょっと考えてみましょう。

40分は短いか?

「えー、もう終わりですか?」
「もうちょっとお話したかったです」
「延長はできないんですか?」

こちら > 相手

この場合に「短い!」は起こります。
こちらが主導する、発言する機会が多いものです。

・こちらの聞きたいこと >
・こちらの知りたいこと >
・こちらがお話したいこと >

もし聞きたいこと、知りたいことが100個あったら、単純計算でも1個につき1分も取れません。
10個しか入らない袋に、まんじゅうを50個入れるようなものです。

この場合は容れ物(時間設定)そのものが、間違っているかもしれません。
双方で、当初の確認が重要になってきます。

・40分コースの場合、ご質問は5つまでです
・内容は譲渡所得についてのご質問ですね?
・相続税についてお聞きしたいんですが

このへんの整理ができていると、
・質問事項がまとまっていない
・聞きたいことと聞いていることがズレている
・同じことを何回も聞いている
・話がどんどん広がって、収集がつかなくなる

は、ある程度回避できます。
お互いの満足度も高くなるでしょう。

40分は長いか?

「また社長の説教かよ・・」
「部長の話、余計な話が多くてさぁ・・」
「結局今日の会議、何が決まったの?」

40分は長い。
そう感じる場合も多いでしょう。

・社長や部長の独演会
・会議という名のお説教
・社長1人は大満足

こちら < 相手
の場合に、「長い!」は起こります。

また、おもに「相手側」が主導の場合に「長い」は起こります。
会議、ミーティングと称していても、こちら側にはほぼ発言の機会がない。

これは10分でも苦痛になってしまうでしょう。

なんのためのミーティング?

世の中、会議・ミーティングと称して行われる会合は多いです。
40分どころか、丸1日会議なんていうこともあるそうです。

でもフタを開けてみると、
・社長の独演会(君たちは何を考えておるのか!)
・怒られ会、言いわけ会、反省会(来月は必ず売上目標を達成いたします!)
・顔合わせ会(どう、最近調子は?)
・なんで全社員参加なん?

そして、大勢の人が、時間を取って、何も決まらない。
・事前準備も不十分(毎月の会議なのに・・)
・担当者の分析も不十分(毎月の会議なのに・・)
・分厚い会議資料(5枚ぐらいにならんの?)
・議題やゴールが明確でない(で、どうするの?)
・メールで済む内容も、いちいち・・・

40分という時間がいちおう設定されていますが、
・40分で終わるように双方が工夫する
・それでもむずかしいなら時間を伸ばすか、別の日も設定する
・40分もかからないなら、終わりしだい解散
・メールで済むならミーティングなしで

なんのために、何をする(決める)、そしてどうする
このへんの整理が重要なんですけど、意外にここができていないことが多いです。

こちら = 相手

になるように、双方で工夫してもっていく。
大事な時間、お互いに、上手に使いたいものです。

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