いや〜、これでクリスマスも年末年始も楽しくなりますね。
数枚のパンフのみ
年末調整の時期が近づいてきました。
毎年税務署からの送付物がありますが、今年はペラペラの紙が数枚です。
パンフを入るといたるところにQRコードが入っていて、詳細はそこから見てくれ、となっています。
年末調整は毎年の恒例行事、歳時記のようなものです。
年末調整が終わらないと年が越せないので、総務・経理部署、会計事務所など、臨戦態勢に入る所も多いようです。
「いや、電子化も進んできているし、そんなに苦ではないですよ」
と思っているあなた。
毒されています。やられてます。
おかしいと思う、違和感を感じるのが正常だと私は思います。
赤いパンフをよく読んでみると・・
こちらのパンフが気になりました。
(表面)
(裏面)
最近老眼のせいか、空目、見まちがいがたまにあります。
まずタイトル。
「年末調整はもう必要ありません」と読んでしまいました。
「そうだよなー、電子化で簡単になっているしなー」
そう思い込むと、読みまつがいはドンドン進みます。
この部分は、
従業員が今まで会社に出していた年末調整に関する申告書や控除証明書等も、データで(税務署に)提出することができます。
と読んでしまいました。
手続きの流れは、控除証明書をデータで取得、申告書をデータで作成して、「税務署に」データで提出。
なるほど、電子化することで、たしかにメリットがあります。
会社は給与の支払状況の報告と、源泉所得税の納付だけで、もう何もしなくていいんじゃないですか?
(源泉徴収もやめてほしいですが)
もう年末調整は必要ありません、よね?
パンフレットの裏を見ると、さらに年末調整不要の心強い記述があります。
「確定申告期にサラリーマンが税務署に押し寄せたら・・」
それが「会社が税務署に年末調整をやらされていた1つの理由」でしたけど、全部電子データになっていれば、これも解決じゃないですか。
いやー、さすがデジタル町はすばらしい。
税務署の職員の方々(行政)の効率化だけでなく、会社や会計事務所の効率化まで押し進めていただいている。
もう来年にも、年末調整の制度は廃止できそうですね〜。
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