見慣れた光景
慣れるといい
・ブラインドタッチでキーボード入力ができる
・キーを見なくても電卓で計算できる
・手元を見なくても、キャベツの千切りができる
などなど、特に意識しなくてもスムーズにできることは、いいことです。
いちいち手元に目を落としていたら、効率が悪いです。
最初は意識して、手順を確認して、練習して、そのうち無意識でもできるようになる。
自分にプラスになる「慣れ」はたくさん作りたいものです。
慣れてしまうもの
一方で「慣れてしまうもの」「ついついやってしまうもの」っていうのも、けっこうあります。
・騒音
・繁忙期の残業や休日出勤
・領収書を預かって入力
・飲んだ後のラーメン
良くないことはわかっていても、ついやってしまう。
やめたくても、抵抗したくてもつい流されてしまう。
人間そんなに強くないのも、事実です。
慣れてはいけないもの
最初は意識していたのに、いつの間にか意識が薄れ、無意識になっていく。
最初は我慢していたのに、その感覚が麻痺してきて、意識しなくなる。
我慢、抵抗、意識していたものでも、慣れてしまうことがあります。
「サーカスの象」なんていう話もあります。
無力感、諦めといったことを経て、それを意識から外してしまう。
「慣れ」とはちょっと違うかもしれません。
今まで異質だったもの、受け入れたくなかったものが、いつの間にか常態化。
それが当たり前になってしまう。
そうすると物理的、意識的な「実効支配」となってしまいます。
これはほんとうに避けなければなりません。
抗う、戦う、あるいは逃げる。
その状態を良しとしない「意識」「行動」がなければ、日常に紛れてしまいます。
何もしない、というのはそれを容認したと取られてしまうかもしれません。
・残業・休日出勤は、あたり前ではない
・低価格でこの仕事をするのは、あたり前ではない
サーカスの象にならないように、気をつけたいものです。