事実と現実

空気に色がついていたら・・?

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空気に色がついていたら?

冒頭の写真は、峠の天気が悪く、ホワイトアウトしていた時の写真です。
空気は無色透明、水もほぼ無色透明(薄い水色ともいわれます)だそうですが、気象状況によってはこんな感じにもなります。

もし空気に赤とか青とかの色が付いていたら、
もし空気が透明(光を通すということ)でなかったら、
視界はゼロ。

景色はおろか、隣の人の顔も見るのは困難です。

普段、空気は見えないからそうでもないですが、自分の周りは空気だらけ。
もし色がついていたら、空気の存在感もすごいことになりそうです。

5gの事実

学校で習った濃度計算。

5gの塩と水で5%の食塩水を作る場合、必要な水の量は何g?
なんて問題です。

この場合、95gの水が必要になります。
これで5%の食塩水。

水を195gで作れば、濃度は半分の2.5%になります。
でも塩は5g入ってます。

5gの塩がその水の中に入っていることは事実です。

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2016年10月4日

きれいな手?

外から帰ってきて、手を洗います。
石鹸をつけて、指の間もゴシゴシ。
水道水で洗い流します。

きれいになった手を顕微鏡で見てみると、そこには・・・
雑菌やら何やらが残っています。

雑菌とかをゼロにするのは、至難の業でしょう。
それでも、洗った手でお菓子を食べたりバナナを食べたり、普通にしています。

100%きれいになんてできませんし、多少雑菌がついていても、実害はありません。
これが現実ですし、それが自然です。

そしてその自然や、事実や現実を「勝手に解釈してる」のは人間なんですね。

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