なんと6年前の記事とつながるとは(笑)
未だに変わっていない
最近、ある税務記事を読んでいて、「あっ」と昔の記事を思い出しました。
2016年11月2日に書いた、こちらの記事。
・タクシーは止まってくれない・・
「空車かどうかがわかりにくい」と書いた記事です。
最近流しのタクシーを拾うこともずいぶん減りましたが、表示は未だに変わっていません。
むしろ、わかりにくくなっているようにも感じます。
向こうから走ってくるタクシー。
乗れるの?乗れないの?
インボイス制度とタクシー
2023年10月からのインボイス制度。
タクシー業界も対応を迫られているようです。
タクシーには大きく分けて、法人タクシーと個人タクシーがあります。
法人タクシーは、会社がタクシー業務の運営をしています。
それなりの規模がありますので、消費税の課税事業者になっています。
一方の個人タクシーは、その名のとおり個人事業者。
免税事業者が多いそうです。
さて、タクシーを利用する方はどんな方か?
仕事で利用する方もいれば、私用で乗る方もいます。
タクシー代を経費にする方と、しない方がいます。
経費にする方で、消費税の申告をする方は、インボイス制度の要件を満たした領収書をもらってこなければなりません。
タクシーの運転手さんは、手を上げた人がインボイスがいるかいらないか、見てもわかりません。
スーツを着てるとか、身なりでは判断できません。
乗る側の人も、見ただけではそのタクシーがインボイスの発行ができるタクシーかどうか、わかりません。
そこで、タクシー協会が「表示灯」で、インボイスの登録の有無が分かるような表示を検討しているといいます。
すぐにわかる、ひと目で分かることは大切
この検討、どんな形になるかはわかりません。
今の表示部分に「INVOICE対応!」とかやってもかなり苦しいでしょう。
表示(灯)なら、遠くから見ても、夜でも雨でも、ひと目ではっきりわかるか?
わかりにくいと間際で乗る乗らない、止まる止まらないとなり、危ないです。
もし表示で対応するなら、空車・回送・実車か、これもはっきりわかるようにお願いしたいです。
要は乗れるのか、乗れないのかをです。
タクシーは、どんな風貌になるんでしょう?
ある意味興味はわきます。
ほかにはおそらく、タクシー配車アプリの活用でしょう。
アプリでインボイスの登録の有無の確認をして、呼ぶか呼ばないかが決められるとか。
個人タクシーが、この配車アプリのしくみに乗ってくるか?
でも、しくみに乗らないと、お客さんが乗ってこない・・・
ICカード決済システムも「機器の負担がたいへん」と、入れてない個人タクシーは多いです。
PayPayなどのQR型決済は入っている個人タクシー、たまにありますね。
ここは紙1枚、QRコードを表示できればいいしくみを使っている決済サービスが優位ですね。
消費税のインボイス制度は、こんなところにも影響している。
と同時に、今までのいろんなしくみを変えてしまうインパクトも持っていると感じます。
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