へぇ~!と思いつつも「んっ?」となったおはなし。
50円の14%引きはいくら?
50円の14%引きはいくら?
さて、どうやって計算しましょう?
50円の14%は・・50円×0.14で・・7円。
50円から7円を引いて・・43円。
こんな計算をする方が多いでしょうか?
ほかには、50円の14%引きということは・・・50円の86%(※)か・・。
ということは、50円×0.86で・・43円。
(※)100% – 14% = 86%
こんな計算の方もいるでしょう。
計算方法はともかく、答えは43円です。
Facebookのリールで見た動画
Facebookにはリールという動画投稿サービス?があります。
TikTokのようなもののようです。
(私はどちらもやっていないので、詳しいことはよくわかりませんが・・)
Facebookを見ていると、一定間隔でこのリールの宣伝も兼ねてでしょうか、投稿動画が流れます。
ここで、この「50円の14%引きはいくら?」の回答方法の動画がありました。
それによると、
「50円の14%引きはいくら?」という問題の簡単な解き方は、
まず、50円と14%を入れ替えます。
50円の14%引き → 14円の50%引き
50%引きということは、つまり半分。
で、14円の半分は7円。
50円から7円を引いて、答えは43円!
こんな動画でした。
「お〜、すげーっ」
という声が上がったかどうかはわかりませんが、私が見たときは、10万以上のいいねが付いていました。
私のリアクションは、
「へぇ~っ・・・んっ?」でした。
違う数字で試してみる
数学というか、算数というか、こういうものにはけっこう反応してしまいます。
実際に紙に書いて、納得しないと、引っかかったままになってしまいます。
で、まずこのまま検算的なことをしてみます。
「ふむふむ、確かに43円になるな」
そして、ほかの数字でもやってみます。
「30円の7%引きはどうよ」
まず、30円と7%を入れ替えます。
30円の7%引き → 7円の30%引き
30%引きということは、7円×30% は2.1円。
・・別にラクじゃない(めんどくさい)・・・。
30円から2.1円を引いて、・・・答えは27.9円。
簡単ってほどじゃないなぁ・・・
何が起きていたのか?
ぱっと見ると、電卓も使わずに、スラスラ解けちゃう裏ワザ?
のようにも思えますが、そんなわけではありません。
たまたま「50」という数字があったから、「半分」という置き換えができただけです。
でも、50円と14%という、異質なものを入れ替えているのに、計算ができちゃう?
のように見えますが、「計算」をする上では「単位」は取っちゃいますから、これも驚くことではありません。
結果としては、50 × 0.14 を、14 × 0.5 としているだけです。
裏ワザというほどではないです。
むしろ、
50円の14%引きということは・・・50円の86%か・・。
ということは、50円×0.86で・・43円。
の方がスマートな感じがします。
(個人の感想です)
今回の動画もよくよく考えると、少し前にネットで見たこれと一緒かな?
なんて思ってしまうのでした。
これはTwitterで見たと思いますが、当たり前のことが書いてあるだけです。
でも、いいねやリツイートがすごかったことに驚いたことを記憶しています。
1000年後でなくても、毎年(今年なら2022ですけど)なりますよね・・
今日でなくても、誕生日以後はいつでもなります。
この投稿は2020年のクリスマスぐらいだったと記憶しています。
なので、多くの人は誕生日を迎えています・・
気になった情報や一見スゴいっ!と思えるものでも、一度しっかりアタマの中を通して、考えるようにしたいものですね。
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