レンガを見ると、結構反応してしまいます(笑)
レンガを何個積み上げるか
経営計画を立てるとします。
会社が利益(G)を出すためには、MQ > Fにならなければなりません。
仮にGを50出したい場合、Fが200かかるとすれば、MQはG+F(50+200)以上でなければなりません。
ということは、仮に1個あたりのMが14だとすれば、Qは何個必要か?と計算するわけです。
講義の中で先生は、レンガにたとえて話をされます。
厚さ14cmのレンガを何個積み上げると、250cmを超えるか?
250÷14で、17.8571・・・
さて何個必要か?
17個では足らないですね。
18個以上積まないと、つまり18個以上売らないと、となるわけです。
レンガの大きさは?
経営計画の講義は勉強ですから、仕組みを理解することが優先です。
均一のレンガを積み上げるのは計算もしやすいし、やりやすいです。
しかし、実際の商売で単品販売のケースは稀で、複数の商品を扱っています。
レンガの大きさはまちまちなのです。
まちまちのレンガを、いかに上手に組み合わせて積み上げるか。
ここにレンガ塀づくり、言い換えるなら商売の面白みがあります。
一度組み上げたら終わり?
レンガ塀なら一度組み上げれば、壊れたりするまではそのままでしょう。
目地をしっかり詰めて、頑丈に組み上げます。
でも実際の商売はレンガ塀とは違いますよね。
時々刻々と変化する市況であったり、お客様ニーズの変化であったり、柔軟さも求められます。
レンガでもそのまま使ったり、少し削ったり、積み上げては壊してみたり、積み上げ方を変えてみたり。
いかにしてMQというレンガをFの高さ以上に、F+Gの高さを超えるようにするか。
商売の醍醐味でしょうね。
ーーー
【編集後記】
やっぱり日本は湿度が高いですね。
昨日の気温はそれほど高くなかったのに、湿度にげんなりでした。
台風が近づいてきているので、また湿気の多い日々が続きそうです。