MG(MQ戦略ゲーム)とは、ゲーム形式で経営を学べる奥の深い研修です。
まず意思決定をする
MG(MQ戦略ゲーム)では、1卓5-6人で各自が会社を経営します。
場にある意思決定カードをめくり、意思決定をし、行動します。
5期(5年分)の経営を体験します。
意思決定カードを引くと、10個のできることが書いてあります。
その中から1つを選び、行います。
順番が来てから、「さーて、何をやろうかな?」では日が暮れてしまいます。
当然、ゲームでは負けてしまいます。
リスクカードを引かされることもある
通常は意思決定カードを引くと、自分のやりたいことをできるはず・・・
ところが、そうはうまくいかないのが世の常です。
予期せぬ出来事が起きたりします。
ゲームでは、意思決定カードの中に「リスクカードを引く」という強制行動カードがあります。
例えば「倉庫火災があって、材料が燃えてしまいました・・」なんていうカードが。
このカードを引くと、倉庫にある材料はすべて燃えてしまいます。
せっかく買ってきたのに・・・です。
保険に入っていれば保険金がもらえますが、材料は1から買い直しです。
リスクカードとはなにか
リスクカードとは、意思決定カードの一部だと私は思います。
「倉庫火災で材料が燃える」という「意思決定」をしている。
「おいおい、火事で材料が燃えちゃうんだよ。そんな事自分で決めるわけないだろう。」
たぶんこんな反論が返ってくるでしょう。
もちろん自分で燃やすことはないでしょう。でも、
・倉庫がぐちゃぐちゃで、火事になったら一気に燃えてしまうような状況だった
・木造の倉庫のままで、火の回りが速かった
・倉庫回りの雑草が伸び放題
・倉庫のブレーカーの漏電が火事の原因でした
・火災報知器やスプリンクラーを付けていなかった
・火災保険に入っていなかった
・倉庫の鍵がいつも開いていて、不審者に入られ火をつけられた
いくらでも火事の原因を作っていた、放置していたんじゃないですか?
・今やらなくてもそのうちやればいい
・いつかやるよ
・今お金がなくてね
・やろうとは思っていたんだけど
そういう「意思決定」が倉庫火災を呼んでいるのではないかと。
「あっ、リスクカード。倉庫燃えちゃったー」
ではないと思うんですよ。
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【編集後記】
昨日は1日集中ワーク。
メリハリが大事です。