「Aさんと面会したことはありますか?」
「記憶にございません」
「その書類を書き直すよう指示したのは、あなたですか?」
「刑事訴追の恐れがございますので、回答は差し控えさせて頂きたいと思います」
国会ではこんなやりとりが行われていました。
・聞かれたことだけ、答える。
・自分に不利になることは、回答を保留する、曖昧にする。
そして、全体の整合性を保てるかを確認し、やはり自分に不利にならない部分は答え、不利になる部分は・・・
追求される側としては、これが正しい応対方法です。
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昔、こんな例文がありました。
「明日は雨降る天気じゃない」
さて、あなたは明日傘を持っていきますか?いきませんか?
これは切り方で伝わり方が真逆になる例です。
「明日は雨降る、天気じゃない」
「明日は雨降る天気、じゃない」
上は雨が降る、下は降らない、ですよね。
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税務調査は、税務署は調べる側、納税者は調べられる側。
・聞かれたことだけ答える
→ 聞かれていないことは答えない
→ 余計なことは言わない
・わからない、曖昧なことがある場合には、回答を保留する
今回の役人の方の対応は大変参考になります。