意識を失ったなど、意識障害の可能性がある人に行う状況把握の方法として、「見当識(けんとうしき)」というものがあります。
・自分の名前や家族関係など
・現在の年月や時刻など
・現在の位置など
を確認します。
具体的には
「あなたは誰ですか?」
「今日はいつですか?」
「ここはどこだか分かりますか?」
といった問いかけをします。
意識に何らかの障害があると、上記のすべて、またはその一部が答えられません。
「ふーん、なるほどね~」
最初この見当識という言葉を聞いたときの感想です。
でも、よーく考えてみると、意識障害がなくてもとても難しい問題になりえます。
「あなたは誰ですか?」
名前や住所、性別、年齢、住所、家族構成・・・
一応答えられます。
が、もし「本当ですか?」と何回も聞かれると、不安になってきます。
ほんとうに自分は自分なんだろうか?(笑)
前から「意識」というものに興味があり、いろんな本を読んでいますが、読めば読むほど「意識」ってなんだか分かりません。
「意識」には科学的な定義がないそうです。
実は分かっているようで、分かっていないようです。
・・・
と、眠れなくなりそうなので(笑)、このへんで。