「谷口さん、あなたが八百屋の店長さんだとします。
1個100円で売ってるキャベツを半分に切って売るとき、いくらで売る?」
あるスーパーマーケットの会長から聞かれました。
ただし、そこらのスーパーの方ではありません。
MG(MQ戦略ゲーム)のベテランであり、MQ会計の本質と、スーパーマーケットの理念というものをしっかり理解されている方です。
・40円?
・50円?
・60円?
私にはこんな選択肢が頭に浮かび、「55円」と答えました。
でも、この方の回答は違いました。
商売ですから、正解というものはないかもしれません。
何か理由があってその値段をつけることもあるでしょう。
ただ、MQ会計の本質とスーパーマーケットの理念を理解したこの方のお話しを聞くと、
なるほど、「この値段であるべきだ」ということが腑に落ちました。
私はMQ会計を学び、DC(直接原価計算)の考え方は身についていると思っていました。
でも「55円」では落第です。
この方の回答と考え方はあえて書きません。
ちょっと考えてみてくださいね。