広辞苑で「評価」とひくと、
品物の価格を定めること。また評定した価格。
となっています。
「評価」の意味をとるためには、新たに2つの言葉の意味が必要になります。
「評定」
①評議して定めること。
②一定の尺度に従って価値・品等を定めること。「価格」
物のねうちを金額で表したもの。
会計で言うところの「評価」は
「品物のねうちを、一定の尺度に従って価値を定め、金額で表すこと」
と言えそうです。
商品はこのように評価しなさい、という一定の決まりに基づいて、金額が決まります。
誰がやっても同じようにならなければ、基準や法律とはいえません。
数学でいうところの「公式」のようなものです。
「このくらいかな〜?」「おれは◯◯円だと思う」
少なくとも「評議して(話し合って)定める」ことではないはずです。
評議して決めたら、そこに力関係やら恣意性やらが入りやすくなりますし、ひいては不適切な処理に結びついてしまいますからね。
ただ、いずれにしても「評価」なんてそんなもの。
科学的な根拠は乏しいし、あんまりあてになりません。