私が思う「自計化」って、数字をもとに経営するための準備ではないかと思っています。
そして、そのデータは日々自分で集めていく。
せっかくの販売データが、仕入データが、その他の情報のほんの一部が、
財務(税務)会計のためだけに使われて、
そこからできた決算書を見て、
「売上を上げましょう」「経費を下げましょう」ではもったいないです。
決算書からは何もわからないから、また資料を作る。
会計事務所に頼めば金はかかるし、財務会計の虫食い情報から作るから、
更にわからない資料になる。
日々の「データ」はほんとうに役に立ちます。
でも、そのデータは会計事務所が集めるんじゃないんです。
自社で自ら蓄積していくのです。
だから自社でやらないとダメなんです。
それがほんとうの自計化なんだと思います。
「会計ソフトに入力すること」ではありません。
広辞苑で「経営」と引くと、最初にこう書いてあります。
・力を尽くして、物事を営むこと
・工夫を凝らして建物などを造ること