ほんとうに会計は、会計恒等式、これに尽きます。
会計恒等式は英語で「accounting identity」
会計の主体性、身分証明とでもいいましょうか。
会計の本質なのです。
くわしくはこちら、会計はお財布(会計恒等式)にも書きましたが、
いくら繰り越してきて、
いくら入って、いくら出て、
差し引きいくら残った(繰り越す)か。
子どもでも分かります。
決算書は会計恒等式の集まりなんです。
先に残りを計算するなんていうことはしません。
出たものがいくらだから、残りはいくら。
自然の流れです。
さらに、もう1つ。
直接原価(DC:direct costing)です。
期間費用を原価、在庫に乗せない方法です。
全部原価(FC:full costing:現行の会計)とは相反するものです。
DCは架空利益が乗らない分、全部原価より利益が少なくなります。
経営者には厳しいです。
粉飾決算もしにくいです。
税金も減るので国も乗り気にはならないでしょうね。
でも、DCに変えるべきです。
今からでも遅くはないと思います。