仕訳は取引の記録。
そしてその取引は、あなたの「意思決定」によって生じたものです。
そしてその「意思決定」の結果が、会社の数字としてどう表れるのか。
「会社をよくしたい」
そのためには何をすればいいのか。
「こうしたらどうなるのか」
「ここをこうしたら、こうならないかな?」
会計を、それを考えるツールのひとつにしてほしいのです。
終わったこと、過去の数字をいくら分析しても、赤字は黒字になりません。
死んだ人は生き返らないのです。
健康診断で尿酸値が7を超えたら、痛風の発作が起きる可能性が高まります。
尿酸値が上がってきているのに、節制しなければ、あの痛い発作を体験します。
(経験者談です ^^;)
西順一郎先生は「会計情報が第一に果たすべきは警戒情報だ」と言われます。
会計情報から異常値、警戒値を見つけ、対応しなければならないのです。
2ヶ月も前の試算表や決算書では、それを分析していてはダメなんです。