「利益は収益から費用を引いたもの」
おそらくこういう答えが多いでしょう。
経理担当者や税理士、会計士は「当たり前でしょ」という感じかな。
算式に表すと、収益ー費用=利益。
会計の本にも出ています。
いくらの売上(収益)があって、
そこからかかった原価や経費(費用)を引いて、
その残りが利益。
利益を増やすには、
売上を上げる!
原価を下げる!
経費を削る!
その結果、利益が出る(増える)・・
利益計画を立てるときでも、
「来期の目標売上は◯◯円!、経費は◯◯円に抑え、
最終利益は◯◯円となる見込みです。」
こんな感じになっていきます。
利益は収益から費用を引いた結果、自然に出てくるもの・・?
利益は「出るもの」・・なんでしょうか?
利益は出すもの
戦略MQ会計やMG(MQ戦略ゲーム)に参加されたことのある方は、
利益は「出すもの」ということを学びます。
MQ(M×Qの合計)を稼ぐために、どうF(固定費)を使えばいいのか?
青チップなのか?赤チップなのか?
利益計画をするときには、まずG(利益)を決める。
そしてどういう戦略で行くか、それにあわせてFを見積もり、計画を立てていきます。
まず来期のGを決める。Gは◯◯円。
Fは◯◯円。だからMQは◯◯円、・・・
西先生のMG、2日目で出てくるレンガのお話のところです。
戦略MQ会計では、利益(G)は計算で求めるものではありません。
自分で決めるものなんです。
利益は社長が決める、社長の意志、そのものなんです。