クリスマスの時期といえば、赤。
マクドナルドの内装は、赤が基調です。
還暦に着るちゃんちゃんこは、なぜ赤?
色にまつわるお話はいろいろありますが、洋の東西では少し意味合いが違うようですね。
洋の西、西洋では赤は血の色がイメージされているようです。
クリスマスの赤はキリストの血や、キリスト教と縁が深いりんごの色とか。
マクドナルドでは店内の色調は赤と黄色が基本です。
赤はやはり血の色で、食欲をそそる色なんだそうです。
と同時にお腹がいっぱいになると今度は逆で、嫌な色になるそうです。
つまり、早く肉を食って、食い終わったら退店を促せる、なんとも絶妙な色のようです。
まあ、最近のマックは落ち着いた色合いの所も多いですが。
一方で東洋では、赤(朱)は厄除けの色のようです。
ちゃんちゃんこも厄除けの意味合いや、暦が還って赤ちゃんに戻るとか。
神社の鳥居の赤は厄除け魔除けというように。
色は人間に大きく、しかも潜在的に影響を与えます。
そのために商品や内装など、色は戦略的にも切り離せないものになっています。
人間は多くの色を識別できますが、昆虫などはモノクロや濃淡の世界に生きているものが多いです。
今年は「コロナ一色」とも言えますが、多彩な色を楽しむ日常を大切にしたいものです。
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