学生の頃は、その言葉を聞いただけで気絶していました。
その名も「微分・積分」
文系学生でもあり、理解する、覚える気もなかったです。
これが何の役に立つのか?
学生の頃はまったくわからず。
先日、この本を読みました。
渋滞学でも有名な、東大教授の西成先生の本。
『文系の私に超わかりやすく数学を教えてください』
その中の一節に、微分・積分のお話しの章があります。
大きいもの、わからないものを、自分で測れる、扱えるレベルまで分解する。
細かくして、具体的なものにして、理解する。
そしてそれを元に(現実に)戻す。
この思考プロセスは、身の回りにいっぱいあります。
人間の体の中でも、常に分解と合成は繰り返されていますし。
「数学!」みたいに捉えると拒絶反応が出ますが、
身の回りのもの・こととして考えるとこんな面白いものはないかもしれません。
最近よく通る、東京ドームの通路の屋根。
先日この骨組みを見て「これは微分・積分そのものかも!」と思いましたし。
ゼイキンの話も、税法をこねくり回すとなんだかわからなくなります。
微積分の手法を使ったり、身近なものに置き換えたりすると、スーッと入ってくるかもしれません。
まぁ、科学的ではない部分が多いですが・・・
ーーー