江戸城内にはいわゆる食堂はなく、中でも飲食はされていなかったようです。
江戸城で働く人たちは、城外の食堂で食事をしていたそうです。
江戸時代、「食堂」を意味する「台所」。
江戸城の北東、今の飯田橋にあったそうです。
その台所や、そこに勤める台所衆の住居が集まった町が台所町です。
千代田区で台所町というと、神田明神下の台所町が有名ですが、明神下の台所町はもともとは寺町。
明暦の大火の後に台所となった場所です。
飯田橋の台所町は江戸の初期から、元禄の初め頃まであったといいます。
こっちの方が有名でもいいんじゃないかな?なんて思います。
飲食店が多いのはそのせいかな?
なんて思いながら、おいしそうなお店を探しつつ、ぶらぶらです。