子どもの頃、これでよく遊んでました。
作っては壊し
一度は遊んだことがあるんじゃないでしょうか?
ブロック型のおもちゃ。
作っては壊し、作っては壊し。
同じものを作り直しているようでも、同じものはなかなかできなかったりします。
家を作ろうとしてブロックを組み上げていきます。
作っている途中で、窓の数が増えたり形が変わったり、階段の場所が変わったり。
いつの間にか屋根がない家になったり、どんどん変わっていきます。
でも作っているのは、どれも「家」なわけです。
最終的な完成(目的)物は決まっているわけです。
所与の条件で作っていく
「所与の条件」なんていうと大げさですが、ブロックに限らず、要は与えられた状況、今ある資源で「家」を作らなければいけないわけです。
オトナの世界であれば、
1.家を建てることを決める
2.設計する
3.資材を集める
4.建築する
なんて流れで、予定(図面)どおりの家ができるわけです。
構造に問題があれば設計し直し、資材が足りなければ調達し。
コドモの世界はちょっと違います。
おそらくはオトナと同じ順番で進んでいきますが、特に理由もなくというか、ヒラメキでどんどん変わっていきます。
家じゃないものができることも、少なくありません。
部品がないなら無いなりに、工夫をします。
部品が足らないなら、いらないものは作らないとか。
そもそも家すらいらない?
ゼロから、柔軟に
また東京とその近接県で緊急事態宣言がでました。
私の場合は、今までと変わりません。
ひとりでやっていることもあって、余計なことはできるだけしない、簡略化できるものはどんどんしていく方向でしたから。
昨年コロナ禍となって、もう一度ゼロリセットしました。
改めて一旦全部やめてみて、
・ほんとうに必要なことはなにか、
・いらないものはやらない、捨てる としたからです。
前とは変えてしまったことも、ずいぶんあります。
不便な部分も、逆に便利になった部分もあります。
ブロックの家に例えれば、屋根のない、間取りの変わった家のようになっています。
でも「それ」は、私にとっての「家」には変わりないので、そこに来る人・去る人がいてもそれまでです。
・オフィスに行かないと仕事ができない
・人をひととこに集めないと、発表ができない
・人と会うのが仕事だし、会食も避けられない
まぁ、まずは一回ゼロリセットして、考えてみればいいと思います。
だいたい、大したことも、大した理由もありませんから。
ーーー