神保町のすずらん通り界隈には、永く愛されてきた小さな名店が多くあります。
スヰートポーヅさんもその1つですが、先日閉店となっていました。
餃子のお店です。
創業80年を超える老舗です。
狭い店内は4人がけのテーブルが3つ。
混むと必ず相席で、4人がけには必ず4人座る。
まるで餃子のあんのように、ぎゅうぎゅう詰めに座って、おいしい餃子をいただくお店でした。
コロナ感染拡大のため、しばらく休業されていましたが、そのまま閉店となってしまったようです。
コロナが直接的な原因かどうかは知ることはできませんが、引き金を引いた可能性は否定できません。
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現在、緊急事態宣言、東京アラートは解除されました。
しかし、特に飲食店は、回復はなかなか厳しいでしょう。
持続化給付金、新コロ4号・5号融資、家賃の助成など、コロナ対策の施策はありますが、とにかく遅い。
事業者にとってお金は血液です。
血が回らなくなれば、それは死に繋がります。
何もしていないとは言いたくありませんが、こんなところで引っかかるようなしくみでは困ります。
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こちらは建物老朽化での閉店と、のれん分けです。
スヰートポーヅさんの向かいにある、キッチン南海さん。
その知らせを聞いてか、日に日に行列が伸びています。
キッチン南海さんは、この店舗では50余年の営業が終わりますが、近くにのれん分けのお店が7月中に開店とのことです。
「キッチン南海」の看板が無くなるわけではないので、新しいお店を応援しましょう。