ほんとは札束の写真でもと思ったんですが、持ち合わせがないもので・・
給付金をもらった、利益が出た、借り入れができた。
こんな理由で、一時的にお金が増えることもあります。
さて、その使い方はどうしましょう?
商売は永続させていくことが前提
「Going concern」
会計学の本なんかで見ることができます。
「会社は継続していくことが前提」といった意味合いです。
ヒトも含めて、命あるものは連綿とその命を繋いでいこうとします。
ときにはスムーズに、時には変化に対応し、形を変え、進化して。
会社も、一度命を吹き込むと、継続すべく力が働きます。
それが自然の流れだと思います。
次へ繋ぐ糧として
私はお客様の会社の業績が良いとき、利益が出たときは、いつもこう言います。
「今の売上が半分以下になったら、今うまく行っている事業がダメになったら、どうしますか?」
「利益やお金があるうちに、次のメシのタネを蒔いてください、育ててください」
意味を理解していただける方は、多くいます。
でも、ご理解いただけない方も、一定数います。
今回の持続化給付金などは、その使い方が試されていると思います。
持続化給付金は、なぜもらえたのか?
別に国は、お金をバラ撒いているわけではありません。
コロナにより、前年同月の売上が50%以上、下がってしまった。
だから出たわけです。
給付対象にならない会社も、もちろんあります。
今回はコロナで、全世界的な影響が出ました。
だから国も手立てをしました。
もし今回が、
自分の会社が、超大口取引先から、取引を断られてしまった。
自分の会社の主力商品が、まったく売れなくなってしまった。
こんなことが理由で、前年同月の売上が50%以上、下がってしまった。
そんな場合は、給付金は出ません。
そうなってから、慌てて新規の取引先を開拓しようとしても、
そうなってから、慌てて新製品の開発をしようとしても、
間に合いません。
今回は、コロナで確かに大変です。
でも今回は、コロナで感覚が麻痺しています。
厳しいようですが、常に次を考えながらの舵取りが、大切だと思うのです。
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