例えば私に秘書がいたら、
例えば私に部下がいたら、
私はもっと時間が節約できるでしょうか?
私はもっとラクできるでしょうか?
私に秘書がいれば、秘書は私の時間を管理してくれるでしょう。
こまごました雑務をしてくれるでしょう。
私に部下がいれば、部下は私の仕事をやってくれるでしょう。
入力とか、めんどうなゼイキンの計算もしてくれるでしょう。
結果として、私は時間が節約できて、今よりラクになる?
多分そんなことはないでしょう。
秘書がいれば、部下がいれば、その人たちの時間を私が管理しなければなりません。
何かを任せていれば、その確認、報告を受けることなどが必要になります。
今のようなテレワーク、リモートワークでいちばんヒマになってしまった人。
それは中高年の管理職だといいます。
「調整」とか「管理」いう、いわばブラックボックスのようなものが、テレワーク・リモートワークでオープンになってしまった。
「なんだ、課長、いらないじゃん」
不要不急が経済に大きな影響を与えていたことは、皮肉にも今回明らかになりました。
世の中はムダでできているのかもしれません。
効率重視が金科玉条ではないとも思います。
ただ、やっぱり自分の時間は自分で管理する。
人にものを頼むときは、頼み方がまずいと、自分の時間が減ってしまいます。
関係者が増えれば増えるほど、私の時間は奪われていってしまいます。
自分でやれば、いかに効率よくできるかを考えます。
結果として、自分で時間を管理することが、時間の使い方が研ぎ澄まされてくるのではないか。
最近とても思います。