エンディングノートとか、もしもノートというものがあります。
自分に何かあったときのために、いろいろなことを書き記しておくものです。
同居しているなら、配偶者なり親なりとの話しをしていることもあるでしょう。
しかし同居していない親族などは、なかなか細かいことは分かりません。
いざ何かあったときに、連絡すべき人、連絡してほしい人、はたまた連絡してほしくない人だっているでしょう。
葬儀はこうしてほしい、お墓はこうしてほしい。
希望があるときは、できるだけ意思表示をしておきましょう。
これらを要領よくまとめておくには、もしもノートなどを活用するといいでしょう。
全部漏れなく書くのが負担なら、書けるところから書いていくのも方法です。
特に書いておくべきことは、スマホやパソコンのパスワード。
そして、普段言いにくいこと、隠していること。
例えば誰かにお金を借りているとか。
こういうことは、書いておいてあげましょう。
税金や手続きを考えておくなら、遺言書の有無や本籍地など。
預貯金ほか、財産の所在(どんなものがどこにあるか)です。
ただ、キャッシュカードの暗証番号は書かない方がいいです。
相続人は原則として、キャッシュカードは使いません。
キャッシュカードの暗証番号は、ドロボウに見られたら困ります。
違う方法で保管しておきましょう。
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もしもノート、今回はとても助かりました。
必要なことが的確に書かれていて、スムーズに進んでいます。
まだ早いとか、縁起でもないと思いたいでしょう。
でも、そのときは突然訪れることは少なくありません。
そにときが来てからでは、間に合いませんので。