神保町界隈は飲食店が多いです。
そしてここ1年弱、出店と撤退がとても目に付きます。
早いお店だと、開店から3ヶ月ぐらいで撤退してしまいます。
飲食店はそれなりに設備が必要です。
業態によっては、いくら居抜きとはいえ、レイアウト変更なども必要になります。
スケルトンで入ったほうが、安くつくかもしれません。
なぜ飲食店をやるのか?
安易な考えでやっている人は、少ないと思います。
事業計画を立て、資金を調達し、店舗設備を整えて。
でも、いざ開店するとお客はさっぱり。
こんなにいい材料使っているのに。
こんなに良いサービスするのに。
こんなにリーズナブルな値段なのに。
お店を出して、そこに来てもらうということは、やはりその街なり人なりに合わせなければなりません。
どこまでその街の様子を理解しているか。
ラーメン屋が多いから、ラーメンの需要があるとは限りません。
その街に残っているお店は、やはりその店と街が合っています。
翻って自分の胸に手を当ててみれば、やはりこの視点は必要です。
入力が早いです。
試算表が読めます。
決算書が分析できます。
自分ができることでも、お客様が必要としていなければ、商機はありません。
税務・会計という仕事の大枠の中で、お客様が求めるものはなにか。
自分が提供できるものはなにか。
常に考え続けて、実行していきたいと思います。
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